10月 短歌自選

短歌

10月の自選です。学生も終わりましたが、短歌は続けていきたいです。


東京でいちばんのびーるトルコアイスに惑わされたいこのままでいたい

薄っぺらいレジャーシートを経由して尻で感じる蟻の蠢き

十月の光が耳に射し込んであなたの言葉に✨をつける

潜りたい誰かの心の雪の底ふきが顔出す春の深海

溶け出したホイップはもう、止まらなくてさ、コーヒーゼリーは眠りについた